突然の背中の激痛…それは「ぎっくり背中」かもしれません
- 2025年04月19日
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突然の背中の激痛…それは「ぎっくり背中」かもしれません
ふとした動作で「背中に激痛が走って動けなくなった」そんな経験はありませんか?これは「ぎっくり背中」と呼ばれる状態で、背中の筋肉や筋膜に急激な負担がかかって起こる症状です。
ぎっくり背中の主な原因
ぎっくり背中は、正式な病名ではありませんが、急性の筋肉性疼痛や筋膜性腰背部痛などに該当します。以下のような原因が考えられます。
・長時間の悪い姿勢(デスクワークやスマホ操作)
・重い物を持ったときの急な動作
・くしゃみや咳などの衝撃
・筋肉疲労や睡眠不足、ストレス
・体の冷えや血行不良
これらの要因が重なると、些細な動きでも筋肉や筋膜が急に引き伸ばされて痛みが出ることがあります。
痛めた直後の対応
ぎっくり背中になった直後は、まずは無理に動かさず、痛みを感じない姿勢で安静にすることが大切です。炎症がある初期段階では、冷やすことで痛みを和らげることができます。
・保冷剤や冷湿布を痛む部分に10〜15分当てる
・深呼吸で背中の緊張を和らげる
・無理に背中を伸ばしたりひねったりしない
※痛みが強いときは無理なストレッチやマッサージは控えてください。
痛みが落ち着いてきたら
痛みが軽くなってきたら、徐々に動かして筋肉を固めないようにしましょう。軽い肩甲骨の動きや背中のストレッチを無理のない範囲で行うと回復がスムーズになります。
・肩を前後に回す
・深呼吸しながら肩甲骨を寄せる動き
背中は姿勢や呼吸、内臓の動きにも関わるため、放置すると慢性的なコリや痛みに繋がることもあります。
再発防止には日頃のケアが大切
・姿勢を整える(猫背にならないよう意識)
・肩甲骨や背中周りのストレッチを習慣にする
・湯船にしっかり浸かって体を温める
・冷え対策をして血行を良くする
当院では、ぎっくり背中に対する施術や再発予防のアドバイスも行っています。背中の痛みや違和感を感じたら、お早めにご相談ください。